懐かしいネタ

勤務先で取り扱う商品の中に、フェニックス顆○水和剤という殺虫剤があります。

うん、それはいいんですがねね。
コレ、去年上市(※農薬登録できて市場に流通すること)したばっかりの新しい商品なんだけど、やたら高い。
お客さんの反応を聞くと、確かに効果はあるらしい。
害虫(※アブラムシとか大まかに芋虫青虫、羽虫のこと)というのは非常に進化が早くて、最初は効果が出ても同じ薬剤ばかり使っているとすぐに耐性がついて効果が出なくなってしまうので、コレもいつまで効果覿面なのかは解りませんが、少なくとも既存の薬剤と交互に使えば相当長く使える商品だと思っていたのです。
(この薬剤は対象が主に鱗翅目の害虫向けなんですが)
(こいつらホントに幼虫のときは耐性つくのが早い)
(しかしこんな専門向けの話はとりあえず置いておく)

で、この薬剤の成分を強めて効果を更に高くした商品が現在登録申請中で、来年の春辺りを目標に準備しているという話を今日聞きました。
商品名はもちろんまったく別になるそうです。
そして現在、この商品の話はメーカー、取扱店、専門誌などのごく一部で話題になっているのですが、どこからでも話は漏れるもので、結構農家さんの間でも噂になっているようです。
でも正確な商品名(現在も仮称)までは知らないらしく、なんというか、安易にこう呼称しているそうです。

スーパーフェニックス、と…




…なんだその懐かしいネタは！
と、本日午前中、事務所で取引先と営業との間の会話を小耳に挟んだ私は危うくベタなギャグのようにコケそうになりました(笑)

ビック○マンかよ。
当時はまだ絵を描き始めたばかりで、一生懸命いろんな作家さんの模写をして練習していた時期でございましたなあ、とか一瞬であまり思い出したくない時代まで意識が飛びました。
てゆか、この作品は大ハマリしたな…アニメもコミックスも一生懸命見た。サントラも買った(笑)あらすじは大体覚えてるし、コミックスも本棚にある。主題歌もまだ歌えると思う(笑)
なんか思えばそこから10年来の付き合いになったお友達とえらい入れ込みようで。
(彼女はナマモノに旅立ってしまいましたが)

映像が残っているかどうかは微妙ですが、久しぶりに見たくなったよ…
実家に戻ってきてだいぶ経ちますが、引越しのときに詰めたままの開かずのダンボール(3箱くらい)をひっくり返したらでてきそうだな(笑)

しかしどこに罠があるかわからない…
ただでさえベル○ートっつー商品があって日々微妙な気分になっているというのに(笑)
商品名と成分名が違う場合が多いので、成分名で覚えればいいじゃん、と昨日相棒にツッコまれました。
が、やたら長い薬品の正式名称なんて覚えてられるか…！
ちょっと話題になったクロルピクリンとかグリホサート(除草剤に大体使われている)とかならともかく。
でもグリホサートもそのあとに色々続くんだぜ。
(グリホサートアンモニウム塩とか)
(3種類くらいある)
はっきり言って何がどう違うのか解らないんだぜ。
除草剤って何でも枯らす系が主流ですが、芝生とかも一応草に分類されるというかむしろぶっちゃけて言うと雑草(イネ科植物で穂が出ないように刈り込んだりしているのです)なので、どうして芝用の除草剤は芝以外だけを枯らすのかも実はよく解らない…

でも販売してるんだぜ。
そう言う技術的なことはやっぱり専門家にお任せするのです。
だから進歩しないんですけども、私は基本的に化学はさっぱりダメな成績だった人なので、当然といえば当然ですねー。