なぜそこまで

現在いつものようにラジオがつまらないのでテニプリを流してそのままテレビを放置しております。
時間的には夜中です。
マンガノゲンバでなく何か違う番組を放映しております。
オノDの声がしたよ？と思ってちょっと振り返ってみたら、若干やな予感がひしひしとする番組でした…
(パソコンとテレビは向かい合っているので画面は見えないのですよ)

…うん…存在は知っているのですが、自分ではとんと興味の湧かないゲームだったのであんまり突っ込んだことはアレですけど、最近大真面目にこのゲームのキャラクターと結婚式をあげた人がいるとぜんこくほうそうであったな、と言うくらいには認識しているラブプラスと言うゲームについての特集をやっております。
衛星第2で。

私は恋愛シュミレーションとかいわゆる乙女ゲーとか殆どやらない(もしくはちょこっとやって飽きる)タイプなんで、イマイチぴんとこないと言うか…
私は自他共に認めるオタクですけど、スイマセン、ぶっちゃけそっち系のゲームに傾倒する人は見ていて痛いです…
オタクがメディアに取り上げられる機会の多くなった昨今、特にそう思うことが多いような気がします。
恋愛シュミレーションが苦手だとは言いつつも、流行のBLゲームには手を出してみますし、むしろそっち系のゲームをやるならR指定がついていたほうが面白いだろうと、もはや痛いを通り越したような私ですが、さすがに画面に向かって文句と突っ込み入れつつもキャラに話しかけたりはしませんし…

つかそもそも恋愛シュミレーション自体が苦手な私には理解不能な世界が広がっているわけで。
現実的に恋愛…まあ、本の中で間に合ってますからお腹いっぱいです、みたいな引きオタ気味の私にはもともと何の感慨もないので、夢中になれと言うほうが難しいのか…？(笑)
(人としてどうとか、そんなことはもうとっくにゴミに出しましたよ)
今も画面の向こうの彼女に向かって大真面目に話しかける人の映像が流れてますが、コレ…正直普通に普通の人から見たら気持ち悪いと言う感想しか持たないのでは…と…

取り上げるのはまあ、オタクの世界を理解してもらおうと言う意味として心意気は買いますが、あまりにも同じオタクの目から見てもうわあ！って言う人もってこられるのもどうかと思います。
番組的にはいかにも、な人を出すほうが…と思ってのことかもしれませんが、さすがに偏見を増長させるような気がしてならないですよ。
同じ二次元を楽しむものとして最近のオタクの報道のされ方と言うか、もう正直ほっといてください迷惑はかけませんから！という勘弁してよ、な感想しか出てこないので。

普通自分の理解を超えた出来事に大して、人間は多大に敬遠、排除する傾向が強く思えるので、偏ったごく一部の姿だけを見せて、挙句さもそういう人ばっかりですよ、みたいな情報だけを世に発信するのはいかがなものかと思います。
実際、ちょっとオタ傾向のある人が容疑者報道された殺人事件のニュースについて、前の職場の同僚はこれだからオタクは、みたいなことを言っているのを聞いたので、知らない人がみたらそういう人ばかりに見えるんだ当たり前だよなあ、と言う実感を少なくとも私は持っているわけで。
きちんとゲームと現実の区別はつけていて、そのうえで趣味を謳歌しているんだというところまで報道するならしろと言いたいです…

でもあくまで｢オタクはひっそりと楽しむもの｣という私なりのポリシーがあるので(笑)
いくら世間様の認知度が上がってきたとしてもほっといてくださいと言うのが基本です。
このひっそり感がたまらないのに、何でメディアに出て喧伝したがるんだろうな…
まあ、あくまでもこう考える人もオタクの一部であって全部ではないわけで、情報としてそういう世界を知った人たちもすべてがそうであるという認識をして欲しくないなあ、と思うのです。
これも私が個人的に考えることであって、人の考え方は人の数だけあるから賛同して欲しいとかそういうわけでもないんですが。
オタクの世界で大変嫌われている行為のひとつに｢押し付け｣と言うのがあるので(笑)私がここで書いていることも私の感想と言うか、希望ですね。


色々書いてみたけど要するに私的にはそっとしておいて貰えると大変ありがたいですと、こういう主張です。
でも別に大半のオタクは危険物ではないんだぜ。