まだ桜が咲いている

場所へ何往復したことか。
ようやっと何とか落ち着いた感じです。
今日は初七日なのでお線香を上げに行って参りましたよ。

去年あのお家のおばあちゃんが亡くなり、今年おばあちゃんの命日一週間前に伯父さんが急逝しました。
まだ58歳です。若すぎます。
2月に入院して大手術して、ICUも出て快復しているという話を聞いた矢先の訃報だったので、ほんと、何がなんだか分からないままに今日まで慌しく過ぎていってしまいました。

伯父さんは母の姉の旦那様です。
あまり会うことのなかったおばあちゃんよりずっとずっと良く知った人で、小さい頃からごく身近にいた親戚の一人でした。
今年3月に退職してこれから好きなことをやろうと伯母さんと色々計画していたことは私も聞いていたので、居た堪れない気持ちになります。
もっとシワシワになって大往生するまで酒飲みつつ盆に正月に毎年顔を合わせるものだと、疑ったこともなかったです。
直接血が繋がっているわけではないのですが、それよりずっと近い存在だったので、家族一同葬儀が終わったあともどことなく沈んだままです。
今年の正月に従兄弟が嫁をもらったということで、本当に何年振りかに母方の近しい親戚が全員揃って年始の挨拶をして、それこそ一升瓶が何本も空く勢いで飲んで、帰り際に全員で写真を撮りました。
こんなに早くこの中の一人がいなくなってしまうなんて、まったく夢にも思っていませんでした。
正月に元気な姿を見たのが最後になってしまったことが、悔やまれてなりません。
先週通夜のあった日曜日、みんなでお見舞いに行こうと言っていた日でした。どうしてもっと早く行っておかなかったのかと、思い出したように母が先日夜中に写真を見ながら呟いていた背中が、寂しそうでした。
斎場でお骨を見た父のあんなに小さくなっちゃってなあ、という呟きも、おじいちゃんのがっくり肩の落ちた背中も、呆然としたまま喪主を務めた従兄弟も、本当になんて表現したらいいのか。

色々思い出すと今でも涙が滲んでしまいますが、寂しくてどうしようもないんだと思います、家族全員。
誰もがもう会えないなんて信じられない、と口を揃えているように。
本当にお別れするのは寂しいことですが、忘れないように過ごして行こうと思います。
伯父さんが49日の旅を終えて無事浄土にたどり着けるように、住職の言ったように寝る前に手をあわせて。


いつまでも悔やんでいても仕方がないので、そろそろ気分を切り替えていきたいところなんですけどね。
メールとかスルーしちゃったお友達、こんな事情なんで勘弁してください…あと心配してくれたお友達もありがとう。
風邪の所為で自主禁酒してたんですけど、もう全快してると思うんで。週末は飲んで気分転換と行きましょうかね。